◆函館旅行◆

【旅行のあらまし】


函館に出張があったのですが、業務終了翌日にいきなり会議が! 函館で業務が終了する午後4時から最終の飛行機で帰っても良いんですが、 それでは鉄ちゃんとして問題があります。 ここはやはり、寝台特急北斗星で移動して翌日の会議に出るしかありません! で、出張の前日に休暇を取って、ついでに乗り潰しも敢行です!
旅行期間は2003年5月22日〜26日。


【購入切符】


乗車券 特急券

【上野→札幌】


上野駅停車中の北斗星 5月22日夕方、あこがれの寝台特急北斗星号に乗って上野を出発。
上野駅で札幌の行き先を見ると、なんか不思議な気分になりますね♪ 北斗星は上野〜札幌間を16時間以上かけて走る、寝台特急です。 個室寝台中心で、JRのキャッチフレーズ通りまさに「走るシティホテル」です〜。
北斗星個室B寝台ソロ 今回、私は個室B寝台ソロを利用しました。個室だとゆっくりと一人でくつろげるのが良いですね。 ただ、それだけにこの列車の人気も高く、個室寝台券の入手は困難を極めます。 私の場合は、今回みどりの窓口に並ぶのではなく、横着してJTBに切符の入手を 依頼してしまいました。これだとJTBのコンピュータが発売時間に切符をとってくれます。 今回、北斗星の切符を入手するにあたり、 こちらのサイトを参考にさせてもらいました。
北斗星個室B寝台ソロ内部 個室B寝台の内部はこんな感じです。ソロ個室は上下段があって、段によって座る向きが違います。 今回は運が良くて進行方向に向かって座ることが出来ました。 北斗星の場合は、札幌行きはソロ上段、上野行きはソロ下段の方が良いみたいですね。 今回は切符入手できただけでもラッキーだったので(実際発売開始後5分で売り切れています) 特に部屋の指定はしなかったんですが、本当に幸運でした。
食堂車グランシャリオ 北斗星では、車内設備が充実しているのも特徴です。 食堂車もそのひとつで、とても雰囲気のあるステキな雰囲気ですね。 パブタイム(ディナー終了後)なら予約もいらずに気楽に立ち寄ることが出来ます。 また、シャワーを浴びることが出来るのも、すごく便利です。 シャワーは、食堂車でシャワー券を買うことで 利用できるようになります。利用できる時間帯は早い者順で決まりますので、 シャワーを利用したい場合は早めに券を買うことをお勧めします。
DD51ディーゼル機関車重連 さて、楽しく列車の旅を過ごし、いよいよ列車は北海道に入ります。 北海道最初の停車駅は、函館です。 ここで機関車の交換が行われます。今まで列車を牽引してきたED79電気機関車から DD51ディーゼル機関車にバトンタッチされます。 ここから先は、非電化区間なんです!
札幌駅停車中の北斗星 さて、長い旅も終わり北斗星1号は札幌駅に到着しました。 上野より16時間強、ずいぶんと遠くに来たものです♪ 長くお世話になった個室B寝台車を横目に見ながら、いよいよ北海道乗り潰し 旅行のはじまりはじまりです♪



【留萌本線乗り潰し】


特急ライラック1号 さて、今回は時間的な制約から、自由に行動できるのは一日だけです。 広い北海道、一日では移動できる距離もタカが知れています。 そこで、朝の連ドラでも有名な「すずらん」に出てくる留萌線を乗ることにしました。 留萌線は深川駅から出ているので、札幌から特急ライラック号で移動です。 ライラック号は電車特急で、一時間半強で深川に到着しました。
留萌線 深川駅より、いよいよ留萌線の旅が始まります。まず、留萌駅行普通列車に乗ります。 列車はディーゼルカー2両編成のワンマン列車です。 列車はゆっくりと走り、のどかな感じがステキです。 列車内は転換シートで普通列車とは思えない設備の良さです。 やっぱり、JR北海道は車両が基本的に良いみたいですね。
留萌線車窓 留萌線はコトコトとのどかで走ります。 さすが北海道!景色が雄大ですね。ずっと続く直線の線路がステキです。 他にものどかな景色が続いて 結構楽しめます。 列車は最初、平野部を走り、途中から山の中に入っていきます。
明日萌駅 途中、明日萌駅ことえびしま駅に停まりました。 この駅舎は、ドラマ「すずらん」に使われたセットそのものです。 現在はそのセットがそのまんま本物の駅舎として機能しています。 とても良い雰囲気の木造の駅舎ですね。 どうこうしているうちに、終点の 留萌駅に到着。 この先は、留萌発増毛行の列車に乗り換えます。
増毛駅 留萌駅からは、2両あった車両は1両になり、ひたすらコトコト走ります。 海岸線が雄大です。 そして留萌本線の終わり、増毛駅に到着です。 この先は線路がありません。正真正銘の終点です。 車輪止がポツンとあるのが印象的です。
スーパーホワイトアロー さて、留萌線を乗り潰し終わったら、当日中に用務地である函館に戻らないといけません。 そこで、まずは深川から札幌まで特急スーパーホワイトアロー号で戻ります。 このスーパーホワイトアロー号の指定席は、JR北海道自慢の豪華シート、 Uシートになっています。 このシート、すごくゆったりしていて東京だったら間違いなくグリーン車扱いって位豪華です。 しかもノートパソコン用の電源が来ているというすばらしさです。 この列車で、あっという間に札幌に到着しました。
スーパー北斗 最後に札幌より函館に向かいべく、スーパー北斗22号に乗り込みます。 この列車はディーゼル特急ですが、振り子電車で高速運転が可能です。 ただ、スピードを出す分、列車が揺れる揺れる(^_^;) 中でメールを打つのになかなかと大変でした。 22時40分すぎ、用務地である函館駅に到着しました。 後はホテルに戻って寝るだけです〜。



【函館(市内観光)→上野】


函館市電 用務地では、お仕事の合間に市内観光に繰り出しました。 まずは五稜郭です〜。函館駅から五稜郭までは、市電に乗って行きます。 街中を電車が走っているのって、なんだか不思議な感じですね。 まぁ、市電よりもこっちに乗ってみたかった気もしますけど。
函館山ロープウェイ 出張業務も終わり、後はフリーになりました。そこで函館山に登りました♪ やっぱり、函館山の夜景は有名ですものね!当然夜に行ってきました。 この函館山までは、一気にロープウェイで登ります。いやぁ、楽ちんです〜♪ 函館山を見た後は、帰りの北斗星の時間まで、適当に街を歩いて時間を潰します。 煉瓦倉庫とか綺麗で良かったです。
北斗星2号 函館の用事も全て終わり、後は北斗星で東京に帰ります。 今度の車両は、ソロとロイヤルが一緒になっている車両です。 発泡酒を片手にいそいそと列車に乗り込みました。 やっぱり、後はこのまんま乗り換え無し、寝ていけると思うと楽ですね。
北斗星個室B寝台ソロ内部 今度の寝台は、行きと同じソロですが、今度は下段です。 帰りは下段の座る方向が進行方向になる(函館・青森間は逆)ので運が良いですね。 そうしてdaicは無事に上野に帰り着いたのでした〜。
#翌日(正確に言うと通過した当日)、東北地方で大きな地震がありました。 結果、東北本線は不通になってしまい大変なことになりました。 一日地震が早く起きていたらと思うと、ゾッとします。



ひとつ上へ

バナー